アレ屋

バイクで登山口まで

2019年8月10-11日 兵庫県氷ノ山 鉢伏山

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山の日ということで、氷ノ山〜鉢伏山を歩いてきました。

積雪期にしか訪れたことがないため夏に歩くのは初めてです。氷ノ山は道中で水場がいくつかあるのですが、状況が分からなかったのでやや多めに水を担いで登りました。

1日目

登山口

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いつもここから東尾根登山口。雪が全然ありません😱

 

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まずは東尾根避難小屋まで登り、ひたすら樹林帯を歩きます。ここは東尾根避難小屋付近のベンチ。結構、岩の多い山なんですね。あと、汗ビショビショになっています。

一の谷休憩所

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ここまでは夏も冬も同じルートです。冬だと、ここから古生沼→氷ノ山山頂に向けて直登します。藪だらけでどこが直登ルートなのか分かりませんでした。

今回は左に巻いて、神大ヒュッテ経由で山頂を目指します。

神大ヒュッテ

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ここまで来たら、あとは緩やかな登りで山頂に向かいます。ここにも水場が設置されているのですが、使い方が分かりませんでした。

 

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視界が開けてきます。

 

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山頂避難小屋が見えた!

氷ノ山山頂避難小屋

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山頂避難小屋は工事中のようでした。割れていた窓が取り替えられ、外、中のペンキが塗り替えられていました。

いつも寝床にさせてもらっている2Fには上がらなかったので、どうなっているかは冬の楽しみに取っておきます。

 

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資材が置かれていたので補修はまだ途中の様子。

 

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こちらは一の谷から直登し、古瀬沼から登ってくる時に通る冬道。一帯が雪に埋もれるくらい積もります。

昨年の11月に登った時の積もり初めはこんな感じ。

alessiareya.hatenablog.jp

 

氷ノ山越避難小屋

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鉢伏山へ向かうため、氷ノ山山頂から氷ノ山越まで下りました。途中、左足が攣りそうになったり。ここから福定の方へ下ると温かいご飯にポカポカお風呂とお布団が待っているのですが、鉢伏山方面へ登り返します。もう帰りたい。

 

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コースに入ってすぐのところ。奥の方に階段が見え、まあまあ急な登りを予期させます。

 

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途中で左と右に分かれる箇所があります。右は設置されているロープなしでは下れそうにない道です。写真は下っている途中で見上げたところ。高度感が伝わらない…

どちらもすぐ合流するので、安全に行くなら左の道が正解でしょう。

 

大平頭避難小屋

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おおなるかしら、と呼ぶようです。先程の危険箇所を過ぎれば適度なアップダウンを繰り返して辿り着きます。

 

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小屋の窓を開け放ち、吊るされていた針金で服を乾かします。

 

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今回の寝床です。エスケープビビィです。相変わらず人権がありません。シュラフは持参していますが使いませんでした。このスタイルは翌朝起きると、背中が痛いのでおすすめしません。

 

hikersdepot.jp

 

2日目

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5時前に起床です。夜中に鹿の鳴き声が響き渡っていました。

 

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半袖半パンだと肌寒かったので、上にストームクルーザーを着て出発です。


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ひたすら稜線歩き。山を歩いているなー、という気がします。


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緩やかなアップダウンを繰り返して歩きます。鉢伏山山頂直下の登りがちょっと急かな?くらい。

鉢伏山山頂

f:id:alessi_areya:20190811101408j:image鉢伏山山頂です。ガスってて周りの景色はよく見えませんでした。

 

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下山するため、来た道を戻ります。左手に見えるのが氷ノ山山頂です。写真では分かりませんが、山頂避難小屋が見えます。


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小代越から下山します。もうちょっと引き返して、1,019m鞍部から下った方が早かったかもしれません。こちらのルートは途中からつづら折りの車道に出ます。長い。

下山中に学校行事中のJKたちとすれ違い、挨拶されたのを気分良くして颯爽と歩いていたらザレ場で滑って右脚を負傷しました。不覚😓

あとは、コース詳細や装備など。

 

コース1日目

()内は山と高原地図のコースタイム。

東尾根登山口 12:30

東尾根避難小屋 12:50

一の谷休憩所 13:23

神大ヒュッテ 14:06

氷ノ山山頂 14:42

氷ノ山越 16:03

大平頭避難小屋 17:16

計 4:14(5:15)

2日目

()内は山と高原地図のコースタイム。

大平頭避難小屋 5:15

鉢伏山 6:37

小代越 7:10

ハチ高原スキー場 7:45

計 2:30(3:30)

コースタイム的には日帰り可ですね。私は交通手段の都合上、1泊しています。

気温

氷ノ山山頂(14:42)で22度。

大平頭避難小屋(17:16)で25度。朝方は20度くらいでした。

服装

上はスキンメッシュ(ファイントラック)、キャプリーンクールデイリー(パタゴニア)。

下はバギーズショーツ5inch(パタゴニア)。

スキンメッシュの汗抜けの良さは最高です。キャプリーンは一晩干しても乾きませんでした。そんなに汗かいたかな・・・

他装備

水5.5Lを担ぎ上げました。ザックの総重量は約18kg。使うつもりはありませんでしたが、パッキングで荷物が偏り過ぎないようにテントやハンモック、シュラフも持参しています。

水は初日に2L、2日目に1Lで足りました。1時間に500ml程を飲んでいたようです。

所感

レーニング山行でした。冬装備より重くなってしまったので、登りでかく汗の量が尋常ではありません。

あまり汗をかかないようペースを落として歩いたり、含む水の量を減らしてみようとしてみましたが、ガブ飲みおいしいです、止まりません。

あと、行動食を適度に取っていたつもりですが、左脚が攣りかけました。夏山、難しいです。

 9月はもう少し涼しくなっていることを期待して遠征してみようと思います。