2021年7月23-24日 兵庫県氷ノ山 鉢伏山
Day1
来月は尾瀬に行くというのに今年はちっとも山に行けていなかったので弛んだ三段腹を引き締めるためいつもの氷ノ山と鉢伏山を縦走してきました。
あと、ちょっと新しい試みも取り入れてみたり。
八鹿駅
さてまずはJR八鹿駅です。今回はなんとなんと…!
ついに念願のICOCA対応です。今年の3月からなのだとか。これで切符を買う手間が省けます…!全担バスは現金払いですけどね。
氷ノ山 東尾根
今回は避難小屋泊予定ですが万が一に備え、テン泊装備+水4.5kg持参で約13kg。上りは汗ビチャ男です。
一ノ瀬の水汲み場で1L程補給するも、容赦なく照り付く太陽の前に蒸発するかのように飲み干します。冷たくてうまい。
ヒーヒー言いながら登っているのですが、なんと標準コースタイムは巻けているようで、予定通り本日のテン泊地の大平頭避難小屋を目指します。
氷ノ山 山頂
神大ヒュッテのテラスで一休みして30分ほど歩くとようやく山頂です。冬場はここいらに生えている熊笹が見えなくなる程に雪が積もるので何とも不思議な気持ちに。
山頂からは明日歩く登山道が見えます。鉢伏山は森林限界が低いのか、稜線が良い眺めです。
氷ノ山山頂から氷ノ山越えを経由して本日の宿泊地、大平頭避難小屋。
夜はややガスっていましたが、満月だったのかとても明るい夜に。
Day 2
2日目は鉢伏山の稜線をトレッキングです。大平頭避難小屋から30分程で稜線歩きになります。
鉢伏山山頂
鉢伏山山頂から1枚目は氷ノ山、次は鉢伏山へ伸びる稜線です。登山道換算で鉢伏山から氷ノ山まで5.5km程。小雨もなく、しっかり晴れてくれて歩きやすい2日間でした。
今回の試み
今回は登山靴ではなく、トレランシューズで歩いてみました。ALTRA社のOLYMPUS4です。
アウトソールはビブラムメガグリップということで滑ることなく歩けました。
ただ、しっかりフラットフッティングを心掛けないと、簡単に足首を捻ります。というか何度か捻りました。
同社のトレランシューズにはLONE PEAK というモデルもあるのですが、こちらは靴を捻るとOLYMPUS以上にグニャグニャに曲がります。強い足首、体幹を持っていないとすぐに脚をくじくため、玄人向けのモデル、という印象です。
それから登山靴に比べて生地が柔らかいため、靴紐をしっかり結んでも下りの急坂では靴の中が片寄って指が痛い。
OLYMPUSは防水ではないためシューズゲイターを取り付けても小雨程度しか防げないでしょう。朝露の中を歩いただけで中はビショビショでした。
中々難儀する靴ではありますが、足首をフリーに動かせるので平坦な箇所、急坂ではない上り下りは歩きやすいです。岩場への取り付きも楽ですね。調子に乗っていると、足首を捻ったりしますが…
山でのトレランシューズ歩きは体力のある人向けというのを聞いていましたが、ある意味では歩き方のトレーニングになるではないかと。
登山靴とは違って力任せに歩けないので、足の踏み位置や置き方に気を付けるような歩き方になるためおのずと歩幅が小さくなり、丁寧な歩き方になりました。
ゼロシューズやルナサンダルのようにサンダル履きでの山歩きは躊躇してしまいますが、トレランシューズの山歩きは新たな山歩きトレーニングになる予感です。
ちなみに今回は汗ビチャ男過ぎて、さっぱり走ることは叶いませんでした。
トレランするときはもっと軽い荷物でないと。